森脇鍍金工業・めっき・鍍金・メッキ・防蝕・装飾・機能
Ｍｏｒｉｗａｋｉ Ｐｌａｔｉｎｇ		 森脇鍍金工業の「顧客貢献点」は、

めっき技術で 「防蝕」 「装飾」 「機能」 の３つの課題を解決することです。

森脇鍍金は、めっきによる表面処理のソリューションをご提供します！！
めっき・鍍金・メッキ・防蝕・装飾・機能  ～優れたメッキ特性-ネオンブラック～ めっき・鍍金・メッキ・防蝕・装飾・機能
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＜めっきの目的特性図＞

めっき・鍍金・メッキ・防蝕・装飾・機能
★防蝕 ----------
   さまざまな商品は程度の差こそあるものの、湿気・酸化雰囲気・硫化雰囲気・塩分等の「腐食環境下」で使用されているものです。
   特に金属製品や金属部品にとって「錆」（さび）は大敵です。このように金属を「腐食」から守ることを、当社では「防蝕」と定義しています。また、「防蝕」の性質は、一般的に「耐食性」と呼ばれています。
   この「防蝕」（＝耐食）のために色々な表面処理法が利用されていますが、最も経済的で効果が高いのが、「亜鉛めっき」に代表される「電気めっき法」なのです。
★装飾 ----------
   商品価値を左右する要素に欠くことのできない「装飾外観」、いわゆる「美観」という見た目の要素があります。
   特に「装飾的用途」に供される商品等においては、「美観」が生命そのものといえます。
   装飾外観、すなわち「美観」は、「色調」「つや」「質感」といった装飾的要素が付加され、商品の価値を高めていくものです。
   この装飾分野に広く活用されているのが、表面処理技術としての「電気めっき」です。一般的には「装飾クロームめっき」という総称で広く知られています。
★機能 ----------
   たとえば、使用時に摺動・滑動などの動きを伴う機械部品や電気接点で必要とされる「耐摩耗性」や、それに伴う「硬度」「耐熱性」などの、めっきによる二次的機能それ自体を目的とした表面処理を、当社では総称して「機能めっき」と呼んでいます。
   この「機能めっき」には、その他「機械的特性」「電気的特性」「光的特性」「熱的特性」「物理的特性」「化学的特性」などの機能を実現することが可能です。
★★★★★ スズニッケル合金めっき・鍍金・メッキ・ネオンブラック（ネオン・ブラック）
   優れた被膜特性を発揮する黒色のスズニッケル合金めっきです。
   優れた被膜特性により、新たな用途を創造するのが当社の「ネオンブラック」です。

   たとえば、
抜群の硬度（７１０ＨＶ）
耐食性に優れる
クリアー塗装なしでもＯＫ
抜群の均一電着性とつきまわり
常に安定した魅力的な色調
装飾品、インテリア、光学機器のめっきに最適

など、多くの特色を有しているのが「ネオンブラック」なのです。

   屋外の条件下であれば、クロム被膜に比べてその耐食性はわずかに劣る程度です。屋内であれば、クロム被膜と比較しても全く遜色がありません。

   ネオンブラックの耐食性は、明らかにその下地であるニッケルにによるもので、通常の装飾クロムめっきとその意味では同じなのです。

   当社では、ゴルフクラブ・レンジの脚付き丸アミや、高級つり用具・高級自転車等の部品に応用し承っているものです。
物性試験結果
【Ⅰ】耐食試験 ＜被膜：０．５μ＞
ＮＯ 試験項目 試験条件 クロメート有無
有 無
１ チオアセトアミド曝気試験 常温、２４時間 ○ ×
２ アンモニア 常温、  ４時間 ○ ×
４ 人工汗全浸漬 常温、２４時間 ○ ×
４０℃、２４時間 ○ ×
５ 人工汗半浸漬 常温、２４時間 ○ ×
４０℃、２４時間 ○ ×
６ ３％食塩半 常温、２４時間 ○ ×
７ 塩水噴霧浸漬 ２４時間 ○ ×
８ キャス試験 ２４時間 ○ ×
   （身装品を対象にして耐食性の試験を行いました。）

【Ⅱ】当社ネオンブラックと他の処理方法との比較
めっき種類 ネオンブラック 装飾クロム 黒色クロム 黒ニッケル
耐磨耗性 ○ ◎ △ ×
耐食性 ○ ◎ × ×
耐熱性 ○ ○ ○ ×
付きまわり性 ◎ × × ◎
液管理の難易度 易 易 難 易
使用電流密度 2A/d㎡以下 10A/d㎡以上 20A/d㎡以上 2A/d㎡以上
最大膜厚 １μm以下 １μm以下 １μm以下 １μm以下
後処理 クロメイト処理可 － ワックス処理 クリヤー塗装
  （◎：優秀   ○：良好   △：可   ×：不良）
                                                                              資料提供：カニングジャパン㈱
硬度及び合金比率
１．測定機器 （１）硬度－マイクロブッカース硬度計 ２５g荷重
（２）合金比率－走査型電子顕微鏡
２．測定サンプル
３．処理方法
（１）硬度
      A：材質：SPCC
NO 処理方法 硬度（Hv）
１ 素材 １２６．８
２ 素材＋ネオンブラック（5分） １３４．４
３ 素材＋半光沢ﾆｯｹﾙ（10μ）＋光沢ﾆｯｹﾙ（10μ） ５９０．０
４ 素材＋半光沢ﾆｯｹﾙ（10μ）＋光沢ﾆｯｹﾙ（10μ）＋ネオンブラック（5分） ５９８．５
      B：材質：SUM31
NO 処理方法 硬度（Hv）
１ 素材＋光沢ﾆｯｹﾙ（15μ）＋クロム（マック２） ６４７．０
２ 素材＋光沢ﾆｯｹﾙ（15μ） ５９０．６
３ 素材＋光沢ﾆｯｹﾙ（15μ）＋ネオンブラック（4分） ６１２．７
４ 素材＋光沢ﾆｯｹﾙ（15μ）＋ネオンブラック（8分） ５７３．８
５ 素材＋光沢ﾆｯｹﾙ（15μ）＋ネオンブラック（12分） ５２１．９
６ 素材＋光沢ﾆｯｹﾙ（15μ）＋ネオンブラック（16分） ４８５．２
（２）合金比率：  Sｎ ： Nｉ  ＝  ７  ：  ３
                                                                              資料提供：カニングジャパン㈱
スズニッケル合金めっき（ネオン・ブラック）
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